サーバー仮想化でJava! 2製品発表 (Virtual Assembly Builder & WebLogic Suite Virtualization Option)

ラクルは、「Oracle Virtual Assembly Builder」、「Oracle WebLogic Suite Virtualization Option」という2つの新製品を発表しました。

Oracle Virtual Assembly Builder」では、複数層 (たとえば、Webサーバ層、アプリケーション・サーバー層、データベース層) にまたがるシステム全体のための仮想マシン群を簡単に作成、構成、プロビジョニングできます。

仮想マシン間の依存完成や構成は、GUIで定義可能です。構成した仮想マシン群は、オラクルのサーバー仮想化製品「Oracle VM」のサーバー・プール上で実行が可能です。迅速な配備や、運用効率向上などのメリットがあります。

Oracle WebLogic Suite Virtualization Option」では、Oracle WebLogic Serverを、Oracle JRockit Virtual Edition (JRockit VE) 上で実行できます。JRockit VEは、ハイパーバイザー (Oracle VM) 上で、Linuxなどの汎用OSなしに直接JVMを実行できるものです。

Javaを動かす場合には余計な抽象化層に過ぎない汎用OSをなくすことで、サーバー仮想化環境でJavaを動かす際の、さらなる高密度化、パフォーマンス向上、運用管理の簡素化に役立ちます。

これら2製品については、2月のデブサミで先行してお伝えしていましたが、今回が米国Oracleでの正式発表になります。