The X is ...

お待ちかねのLarry EllisonのKeynoteでは、今年もサプライズがありました。Oracle OpenWorld 2008の会場では、「The X is coming」というメッセージで、初日から期待感を煽っていたようですね。

で、「The X」の正体は、「Oracle Exadata Storage Server」と「HP Oracle Database Machine」でした。概要は記事やブログエントリ、詳細はOracle.com/OTNの資料を見てみてください。

要は、ストレージにインテリジェンスを持たせ、たとえばこれまでDBサーバ側でやっていたクエリ処理を肩代わりさせるなどして、大規模DWHをサポートする、といったところでしょうか。ここ数年で、Oracle Enterpise LinuxOracle VMで、アプリケーション ソフトウェアより下層のインフラに手を伸ばしてきたOracleですが、今回の動きもその流れを踏まえて見てみると面白いかもしれません。