The X is ...
お待ちかねのLarry EllisonのKeynoteでは、今年もサプライズがありました。Oracle OpenWorld 2008の会場では、「The X is coming」というメッセージで、初日から期待感を煽っていたようですね。
- Oracle OpenWorld 2008 > Keynotes > "Extreme. Performance." (ハイライト動画あり)
で、「The X」の正体は、「Oracle Exadata Storage Server」と「HP Oracle Database Machine」でした。概要は記事やブログエントリ、詳細はOracle.com/OTNの資料を見てみてください。
要は、ストレージにインテリジェンスを持たせ、たとえばこれまでDBサーバ側でやっていたクエリ処理を肩代わりさせるなどして、大規模DWHをサポートする、といったところでしょうか。ここ数年で、Oracle Enterpise LinuxやOracle VMで、アプリケーション ソフトウェアより下層のインフラに手を伸ばしてきたOracleですが、今回の動きもその流れを踏まえて見てみると面白いかもしれません。
- http://www.oracle.com/features/hp/exadata.html
- http://www.oracle.com/solutions/business_intelligence/exadata.html
- http://www.oracle.com/solutions/business_intelligence/database-machine.html
- http://www.oracle.com/technology/products/bi/db/exadata/
- http://www.oracle.com/technology/products/bi/db/dbmachine/
- オラクル、"初のハードウェア"となるDWHストレージ「Exadata Storage Server」を発表 (2008/09/25)
- ITpro > [速報] 米オラクルがハードウエア事業に進出、米HPと協力し専用ハードを出荷 (2008/09/25)
- むささびの視線 > 謎のXの正体、Oracleがハードウェアベンダーになった日 (2008/09/25)