Oracle Workshop for WebLogic 10.3 リリース/無償化

昨日のブログ エントリで、Oracle WebLogic Server 10.3 英語版のリリースをお伝えしましたが、これに合わせて、EclipseベースのJava統合開発環境Oracle Workshop for WebLogic 10g Release3 (10.3)」もリリースされています。

Oracle Workshop for WebLogicは、下記3つのBEA Workshopファミリーを1つの製品に統合したものです。Oracle Workshopになって完全に無償化されたので、全機能を無償でお使いいただけます。

  • BEA Workshop for WebLogic
  • BEA Workshop Studio
  • BEA Workshop for JSP

Oracle Workshop for WebLogicの新機能は、下記のドキュメントやブログエントリをご覧ください。

ラクルは、BEA買収以前から、EclipseLink、Dali (JPA)、JSFWTPDTPBPELなど、多数のEclipseプロジェクトに貢献しており、Java IDEとして自社開発のOracle JDeveloperEclipseの両方をサポートしてきました。

このスタンスはBEA買収後も変更はなく、引き続きOracle SOA Suite、Oracle WebCenterなどに対するメインの開発環境としてOracle JDeveloperを提供していきます。Oracle JDeveloperJava/Java EE開発機能も強化されつつあり、今後はWebLogic対応も一気に進む予定です。

とはいえ、Eclipseを愛用するJava/Java EE開発者向けも多いので、そういった開発者層向けには、Oracle Workshop for WebLogicを提供していきます。

2つのIDEの共存に関する情報、Tips、ベストプラクティスも順次公開されていくでしょう。すでに、下記のようなHow-Toも出ています。