Oracle Workshop for WebLogic 10.3 リリース/無償化
昨日のブログ エントリで、Oracle WebLogic Server 10.3 英語版のリリースをお伝えしましたが、これに合わせて、EclipseベースのJava統合開発環境「Oracle Workshop for WebLogic 10g Release3 (10.3)」もリリースされています。
Oracle Workshop for WebLogicは、下記3つのBEA Workshopファミリーを1つの製品に統合したものです。Oracle Workshopになって完全に無償化されたので、全機能を無償でお使いいただけます。
- OTN > Oracle Workshop
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- OTN > Oracle BEA Product Downloads
Oracle Workshop for WebLogicの新機能は、下記のドキュメントやブログエントリをご覧ください。
- Oracle Developer Tools Blog > Announcing Oracle WebLogic Server 10gR3 and Oracle Workshop for WebLogic 10gR3 availability (2008/08/06)
オラクルは、BEA買収以前から、EclipseLink、Dali (JPA)、JSF、WTP、DTP、BPELなど、多数のEclipseプロジェクトに貢献しており、Java IDEとして自社開発のOracle JDeveloperとEclipseの両方をサポートしてきました。
このスタンスはBEA買収後も変更はなく、引き続きOracle SOA Suite、Oracle WebCenterなどに対するメインの開発環境としてOracle JDeveloperを提供していきます。Oracle JDeveloperのJava/Java EE開発機能も強化されつつあり、今後はWebLogic対応も一気に進む予定です。
とはいえ、Eclipseを愛用するJava/Java EE開発者向けも多いので、そういった開発者層向けには、Oracle Workshop for WebLogicを提供していきます。
2つのIDEの共存に関する情報、Tips、ベストプラクティスも順次公開されていくでしょう。すでに、下記のようなHow-Toも出ています。
- Oracle JDeveloper and Weblogic Workshop Interoperability