Oracle TopLinkがEclipseに寄贈されオープンソースに!
Oracleは、現在開催中のEclipseCon 2007で、Oracle TopLinkをオープンソースとし、Eclipseに寄贈することを発表しました!!!
Oracleは、JPA (Java Persistence API) 準拠のORM(オブジェクト/リレーショナル・マッピング) 実装を、TopLink Essentialsとしてオープンソース化し、GlassFish (オープンソースのJava EE 5実装) に寄贈していますが、今回の発表はTopLink Essentialsとは別のものです。
Oracleは、Eclipseに寄贈したOracle TopLinkのソースコードをベースにして、新たなプロジェクト Eclipse Persistence Platform (EclipseLink) を提案しています。Eclipse Persistence Platformには、JPAのみならず、Oracle TopLinkのすべての機能が含まれています。
- EclipseLink-ORM (オブジェクト/リレーショナル・マッピング、JPA実装)
- EclipseLink-OXM (オブジェクト/XMLマッピング、JAXB実装)
- EclipseLink-SDO (SDO準拠)
- EclipseLink-DAS (DAS実装)
- EclipseLink-DBWS (データベースWebサービス)
- EclipseLink-XR (XML/リレーショナル・マッピング)
- EclipseLink-EIS (JCA経由でアクセスするEISとPOJOのマッピング)
発表の詳細は、下記URLにあるプレスリリースとFAQを参照してください。また、Eclipse Persistence Platform (EclipseLink) の各機能の詳細は、現行のOracle TopLinkの製品情報やドキュメントなどを参照してください。
Oracleからの関連リソースは、こちらから:
- Eclipse Persistence Platform (EclipseLink) FAQ
- Free and Open Source Software from Oracle > Eclipse Projects
関連するニュース記事やブログエントリは、こちらから:
- Google News > "Oracle TopLink EclipseCon"