OC4JJtaTransactionManagerをSpringに寄贈

Oracleは、OC4J (Oracle Application ServerJ2EEコンテナ)のトランザクション・マネージャをSpringとより緊密に統合するための拡張機能を、Spring Frameworkに寄贈しました。

org.springframework.transaction.jta.OC4JJtaTransactionManagerクラスは、JNDIルックアップなしにJTA TransactionManagerに直接アクセスすることができます。これにより、JTA UserTransactionではできない、トランザクションの一時停止(suspend)や再開(resume)、トランザクション分離レベルの設定などを可能にします。BEA WebLogic Server向けのWebLogicJtaTransactionManagerと同様の機能を提供している、とも言えます。

使い方は簡単で、JtaTransactionManagerの代わりにOC4JJtaTransactionManagerを使うだけでOKです。

<bean id="transactionManager" 
  class="org.springframework.transaction.jta.OC4JJtaTransactionManager">
</bean>

OC4JJtaTransactionManagerに関しては、次のブログ・エントリから:

Oracle製品 (OC4JTopLinkJDeveloper)とSpringに関する情報は、次のページをどうぞ (OC4JJtaTransactionManagerに関する情報はまだ出ていません):

Springにおけるトランザクション管理に関しては、マニュアルやJavaDocなどを参照してください: