電子メールによるBPELプロセス起動
Oracle BPEL Process Managerで、電子メール受信をトリガーにしてBPELプロセスを起動する方法を紹介します。
まず、
JDeveloperでは、「非同期BPELプロセス」テンプレートでBPELプロジェクトを新規作成し、入力スキーマ要素として、XML Schema定義
BPELプロセスのデプロイメント・ディスクリプタ bpel.xml に、アクティベーション・エージェント com.collaxa.cube.activation.mail.MailActivationAgent を追加し、heartBeatInterval (ポーリングの間隔の秒数) やaccountName (MailServiceディレクトリに作成したXMLファイル名の一部) を指定します。
BPELプロセスの入力変数 inputVariable は、Mail.xsd で定義されたmailMessage要素であり、電子メールの各種情報 (差出人、宛先、題名、本文、添付ファイルなど) を含んでいます。
BPELプロセスが完成したら、BPELサーバーにデプロイします。
BPELプロセスのアクティベーション・エージェントに指定したメール・アドレスに対してメールを送ります。管理ツール BPEL ControlでBPELプロセスのインスタンスが新規作成されていることを確認したり、
ここでは概要だけを紹介しましたが、詳しくは下記のブログ・エントリを見てみてください。スクリーン・ショット付きで解説されています。
- Matt's SOA Blog > Using Email to initiate a BPEL Process (2007/01/30)
- Oracle BPEL Process Manager Developer's Guide 10g (10.1.3.1.0) > 14.3.8 Starting Business Processes with the E-mail Activation Agent