10 years

satonaoki2005-05-23


Javaは、1995年5月23日にサンのカンファレンス「SunWorld」で公式発表されたそうです。というわけで、今日で丸10歳になります。


オープンソース・コミュニティとの対立やライセンスの問題、JCPのあり方や他のITベンダとの関係などの面で、Sunが100%うまくやってきたとは思いませんが、兎にも角にもJava/J2EEエンタープライズ市場において、デファクトと言っていいほどの地位を占めているのは間違いないと思います。

10歳を迎えたJavaですが、徐々に成熟し「枯れていく」のではなく、常に新しいテクノロジをアクティブに取り込もうとしている点は相変わらず興味深いところです。

5年後、10年後にJavaがどうなっているかはまったくもって分かりませんが、今後1年ぐらいだと、DIやAOPの概念を吸収しつつある (EJB 3.0を始めとした) J2EEの進化や、ESBの標準モデルを定義することでSOAの基盤テクノロジとなり得るJBI (Java Business Integration) あたりが面白そうです。

J2EE寄りの見方だったかもしれませんが、あしからず…。