Oracle BPEL Process Manager 10.1.2 Beta 3 リリース

satonaoki2005-03-25


Oracle BPEL Process Managerの次期バージョン 10.1.2のベータ版 Beta 3が、米国のOTNで公開されました。

現行バージョン 2.1.2に比べ、多くの機能拡張がなされています。

たとえば、10.1.2では、ビジュアルBPEL開発ツール Oracle BPEL Desginerは、オラクルのJava IDEであるOracle JDeveloper 10g上で動作します。

BPELプロセスでは変数はすべてXMLで表現されます。10.1.2では、XMLデータ変換のためのXSLTビジュアル・マッピング・ツールも統合されています。

リッチなアダプタ群も追加されており、DBやファイル、EJBやJMSなどWebサービス以外の各種リソースもBPELプロセスに統合できます。

また、ヒューマン・ワークフローのサポートも強化されており、システム/アプリケーション統合のみならず、人間が介在するワークフロー・プロセスも容易に実装できます。

現行バージョンのユーザの方もまだ使ったことのない方も、ぜひ使ってみてください。

ちなみに、2月に開催したOracle 10g WorldのセッションでデモしたOracle BPEL Process Managerも、この10.1.2になります。