XMLコンソーシアム、Oracle BPEL Process Managerを用いた複合Webサービスの実証実験に成功

私も参加しているXMLコンソーシアム Webサービス実証部会にて、Oracle BPEL Process Managerを用いた複合Webサービスの実証実験に成功しました。今回の実証実験のデモは、現在開催中の「ITS世界会議 愛知・名古屋2004」にてご覧いただけます。

今回の実証実験では、日本道路交通情報センター(JARTIC)提供の道路交通情報Webサービスや、地図情報、気象情報、宿泊施設、観光・施設情報などのコンテンツを提供するWebサービスを、BPELを使って連携させています。接続先のWebサービスには、IONA Atrix、Hitachi Cosminexus、Apache Axisなど多様なWebサービス実装が使われています。

多数のWebサービスの呼び出しやフロー制御、条件分岐などは、すべてBPELで定義しています。ですので、ユーザがアクセスするWebアプリケーションからは、単にBPELプロセスを1つのWebサービスとして呼び出しているだけです。簡単ですね。

もちろん、BPELプロセスの定義/開発にはOracle BPEL Designer、BPELプロセスの実行にはOracle BPEL Process Managerを使っています :-)

• XMLコンソーシアム
  • http://www.xmlconsortium.org/

• • 試験提供の道路交通情報Webサービスと連携した複合Webサービスに関する実証実験 〜「ITS世界会議愛知・名古屋2004」−展示会−にて実証実験デモを展示 〜 (2004/10/18)
    • http://www.xmlconsortium.org/wg/web/its-demo/

• internet.com > XMLコンソーシアム、道路交通情報と連携したWebサービス実証実験に成功 (2004/10/18)
  • http://japan.internet.com/webtech/20041018/4.html

• Oracle BPEL Process Manager
  • http://www.oracle.com/technology/products/ias/bpel/