Oracle SOA Suite 11g R1 Patch Set 2 (11.1.1.3.0) 新機能

soa bpm

This blog entry is a Japanese translation of the following blog entry:

これは、間もなくリリースされるOracle SOA Suite 11g R1 PS2 (Patch Set 2) の新機能の一覧です。(今後の参考のため、これらすべてのの機能は、PCBPEL_11.1.1.3.0_GENERIC_100304.1300.2441をベースにしています。)

    • 設計環境および実行環境の、(非同期コールバックを含む) 透過的なWSDLからJava、およびJavaからWSDLのマッピング (SCAの「interface.java」のサポートを含む)

Buildfile: C:\JDeveloper\11.1.1.3\jdeveloper\bin\ant-sca-compile.xml
scac:
　[scac] Validating composite "C:\_Business\11g\samples_new\soa_samples_spring\spring-105-AsyncInterations\composite.xml"
　[scac] ### clazz: interface asyncinteractions.spring_105_asyncinterations.com.example.AsyncInteractions
　[scac] ### qname: {http://example.com/spring_105_asyncInterations/AsyncInteractions}AsyncInteractions
　[scac] ### clazz: interface asyncinteractions.spring_105_asyncinterations.com.example.AsyncInteractionsCallback
　[scac] ### qname: {http://example.com/spring_105_asyncInterations/AsyncInteractions}AsyncInteractionsCallback

      • これは、次のようなファイルをクラスパスに追加するだけで、コード修正なしに型マッピング (たとえば、ListからList) の指定を可能にします。

<java-web-service-endpoint xmlns="http://xmlns.oracle.com/weblogic/weblogic-wsee-databinding"
　xmlns:oxm="http://www.eclipse.org/eclipselink/xsds/persistence/oxm" databinding="toplink.jaxb">
　<xml-schema-mapping>
　　<toplink-oxm-file file-path="./Team-oxm.xml" java-package="jwsur.exmteam"/>
　</xml-schema-mapping>
　<java-methods>
　　<java-method name="getTeams">
　　　<java-params>
　　　　<java-param>
　　　　　<oxm:xml-element type="jwsur.exmteam.Team"/>
　　　　</java-param>
　　　</java-params>
　　</java-method>
　</java-methods>
</java-web-service-endpoint>

http://blogs.oracle.com/soabpm/WindowsLiveWriter/11gR1Patchset211.1.1.3SOAcorefeatures_1C34/springci_1_2.jpg

    • Springの開発モデルに従い、開発者にBPEL的なモデルを強制しないための、同期/非同期インタフェース、コンポーネントのインタフェースとコールバックのインタフェースのマッピング、「sca:service -> Bean –> sca:reference」の完全なサポート
    • 新規コンポーネントでの監査証跡/フロー・トレースのサポートと、Fusion Order Demo (パートナー・サブライヤ・コンポジット)への追加

http://blogs.oracle.com/soabpm/WindowsLiveWriter/11gR1Patchset211.1.1.3SOAcorefeatures_1C34/springci_3_2.jpg

  • (デザイナーおよび実行環境での) BPEL 2.0の完全なサポート
    • Enterprise Managerのフロー・トレースでのサポート

http://blogs.oracle.com/soabpm/WindowsLiveWriter/11gR1Patchset211.1.1.3SOAcorefeatures_1C34/bpel2_repeatUntil_4.jpg

    • そして、もちろん…

<process name="Test" targetNamespace="http://samples.otn.com/bpel2.0/ch11.4"
　suppressJoinFailure="yes"
　xmlns:tns="http://samples.otn.com/bpel2.0/ch11.4"
　xmlns:ora="http://schemas.oracle.com/xpath/extension"
　xmlns:xsd="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"
　xmlns="http://docs.oasis-open.org/wsbpel/2.0/process/executable">
　<!--
　This test case test BPEL 2.0 spec's 11.4. Repetitive Execution - While
　-->
　<partnerLinks>
　　<partnerLink name="client" partnerLinkType="tns:Test" myRole="TestProvider"/>
　</partnerLinks>
　<variables>
　　<variable name="input" messageType="tns:TestRequestMessage"/>
　　<variable name="output" messageType="tns:TestResultMessage"/>
　　<variable name="count" type="xsd:integer"/>
　</variables>
　...

http://blogs.oracle.com/soabpm/WindowsLiveWriter/11gR1Patchset211.1.1.3SOAcorefeatures_1C34/partitions_2.jpg

    • 今回のリリースのパーティションはグループ化機能だけをサポートし、スレッドのチューニングなどは (まだ) サポートしないことに注意してください。

<auditStorePolicy>syncLocalTransaction</auditStorePolicy>
<asyncAuditQueueSize>10000</asyncAuditQueueSize>
<asyncAuditPersisterThreads>5</asyncAuditPersisterThreads>
<auditBatchSize>10</auditBatchSize

    • 概念的には
    • これは、特にロールバックや未処理フォルトの場合に、基礎をなす「作業」トランザクションに何が起こったとしても、完全な監査証跡の提供を可能にします。この時点で、次に示すような、作業トランザクションに何が起こったか示すための「グローバル」メッセージも追加されます。次に示したのは、Enterprise ManagerのUIが表示したトレースです。

<event sid="BpPrc0.1" cat="2" n="8" date="2010-02-24T17:07:05.953-08:00" type="4">
<message>"BPELFault"はキャッチ・ブロックによって捕捉されませんでした。</message>
</event>

<event sid="BpPrc0.1" cat="2" n="9" date="2010-02-24T17:07:06.391-08:00" type="2">
<message>トランザクションがロールバックされました。BPELインスタンス"2"のための作業はロールバックされましたが、このインスタンスの監査証跡は保存されました。</message>
</event>

    • (bpel.config.idempotentReply などの) 設定なしに多重呼び出し不変性 (べき等性、idempotency) の設計を可能にする、チェックポイント (デハイドレーション・ポイント) の統一モデル
      • エンジンがデハイドレーションを行うためにスレッドを返却する が導入されました。インスタンスは、後でエンジン・スレッドにによって継続されます。
      • Bug 9384859 - 多重呼び出し不変なリプライ/インボークが動作しない ( を追加して解決)
      • Bug 9379373 - フォルトが捕捉されなかった場合に永続化されない (非同期の監査証跡の永続化を追加して解決)
      • Bug 9432292 - トランザクション: グローバル・リトライ・フォルトが送出された場合、エンジンがトランザクション境界でロールバック (子プロセスがRuntimeExceptionを受け取るか発生された場合の、トランザクション/フォルトの伝播の問題を修正)
      • Bug 9366706 - BPELトランザクションのセマンティクスのバグ (ロールバックやフォルト処理を伴うマスター/ディティール呼び出しに関連する多様なシナリオ向けの修正)
    • (オペレーション・レベルでの) リシーケンスのサポート (これは、Oracle ESB 10.1.3.5で導入された機能のリグレッションでした)
    • インバウンドおよびアウトバウンドでXML/HTTPをサポートするための への拡張を導入しました。
  • のサポート
    • これは、次の2つのユース・ケースで有益です。
      • (極めて軽量なクライアントAPIを含む) コンポジット・サービスの、高速、ハイ・パフォーマンス、セキュア、トランザクション型のインバウンド呼び出し
      • 間もなくリリースされるOSB (Oracle Service Bus) 11gリリースとの統合 (非同期コールバックのサポートを含む)
  • (Oracle SOA Suite 11g PS2のコアの上で動作するOracle BPM 11gとしての) 設計環境および実行環境でのBPMN 2.0の完全なサポート

http://blogs.oracle.com/soabpm/WindowsLiveWriter/11gR1Patchset211.1.1.3SOAcorefeatures_1C34/bpmn_designtime_2.jpg

    • JDeveloper内の完全なエディタとシミュレータ (ビジネス・アナリストと実装のパースペクティブ)
    • Webベースの (Webブラウザでの) カスタマイズ、プロセス・ポータル、宣言的なメトリック

注意: これらは完全な一覧ではありません。プレビュー・モードとしてリリースされる機能があるかもしれません。(そうならないことを期待していますが、その可能性は常にあります。)