重要だから、好きだから、面白いから、何か重要なことの一部を担っているから

これ、非常に面白いです。僕がずっと思っていて、でもうまく説明できずにいたことを、理論的な裏付けとともに明快に説明してくれています。

「重要だからやる、好きだからやる、面白いからやる、何か重要なことの一部を担っているからやる。ビジネスのための新しい運営システムは3つの要素を軸にして回ります。自主性、成長、目的。」という一節がたまりません。ともすれば「外的な動機付け」に押しつぶされてしまいそうになる「内的な動機付け」を、もっともっともっと大事にせねば。

.....
ご自分の仕事を考えてみてください。あなた方が直面している問題は、あるいは私たちがこの場で議論しているような問題は、こちらの種類でしょうか? 明確なルールと1つの答えがあるような? そうではないでしょう。ルールはあいまいで、答えは ―― そもそも存在するとしての話ですが ―― 驚くようなものであり、けっして自明ではありません。ここにいる誰もが、その人のバージョンのロウソクの問題を扱っています。そしてロウソクの問題は、どんな種類であれ、どんな分野であれ、If Then式の報酬は ―― 企業の多くはそうしていますが ―― 機能しないのです
.....
21世紀的な答えのないタスクで高いパフォーマンスを出そうと思うのなら、間違ったことをこれ以上続けるのはやめるべきです。人をより甘いアメで誘惑したり、より鋭いムチで脅すのはやめることです。まったく新しいアプローチが必要なのです。
.....
いいニュースは、科学者たちが新しいアプローチを示してくれているということです。内的な動機付けに基づくアプローチです。重要だからやる、好きだからやる、面白いからやる、何か重要なことの一部を担っているからやる。ビジネスのための新しい運営システムは3つの要素を軸にして回ります。自主性、成長、目的。自主性は、自分の人生の方向は自分で決めたいという欲求です。成長は、何か大切なことについて上達したいということです。目的は、私たち自身よりも大きな何かのためにやりたいという切望です。これらが私たちのビジネスの全く新しい運営システムの要素なのです。
.....
自主性について少し過激な考え方の例を示しましょう。あまり多くはありませんが、非常に面白いことが起きています。人々に適切に、公正に、間違いなく支払い、お金の問題はそれ以上考えさせないことにします。そして人々に大きな自主性を認めます。具体的な例でお話しします。
.....
どんな結果になるのでしょう? ほとんどの場合、生産性は上がり、雇用期間は長くなり、社員満足度は上がり、離職率は下がります。自主性、成長、目的は、物事をする新しいやり方の構成要素なのです。こういう話を聞いて、「結構だけど、夢物語だね」と言う人もいることでしょう。違います。証拠があるのです。
.....
科学が解明したこととビジネスで行われていることの間には食い違いがあります。科学が解明したのは、(1) 20世紀的な報酬、ビジネスで当然のものだとみんなが思っている動機付けは、機能はするが驚くほど狭い範囲の状況にしか合いません。 (2) If Then式の報酬は、時にクリエイティビティを損なってしまいます。 (3) 高いパフォーマンスの秘訣は報酬と罰ではなく、見えない内的な意欲にあります。自分自身のためにやるという意欲、それが重要なことだからやるという意欲。
....