ソフトウェアアーキテクトが知っておくべき10のこと

satonaoki2009-02-05


日本語では紹介されていないようなので、今日たまたま見つけた非常に興味深いプレゼンテーション "10 Things Every Software Architect Should Know" (ソフトウェアアーキテクトが知っておくべき10のこと) を紹介します。

改めて紹介するまでもないかもしれませんが、Richard Monson-Haefelは、JCP (Java Community Process) でのJ2EE/EJB仕様への貢献者、Apache Geronimoプロジェクトの創始者オライリーEJB本の著者などで有名な方です。今は、Burton Groupのアナリストをやっているそうです。

「ソフトウェアアーキテクトが知っておくべき10のこと」の見出しだけ、勢いで日本語化してみました。面白そうだなと思ったら、オリジナルのスライドを見てみてください。平易な英語なので、読みやすいと思いますよ。

  • 人がプラットフォーム (People are the platform)
  • すべてのソリューションは時代遅れ (All solutions are obsolete)
  • データは永遠だ (Data is forever)
  • 柔軟性が複雑性を生む (Flexibility breeds complexity)
  • 期待通り動くものはない (Nothing works as expected)
  • ドキュメントは普遍的なソースコード (Documentation is the universal source code)
  • ビジネスを知るべし (Know the business)
  • ビジョンを維持せよ (Maintain the vision)
  • ソフトウェアアーキテクトもコーディングすべし (Software architects should also be coders)
  • 経験に代わるものはない (There is no substitute for experience)

さらに、上記のプレゼンテーションをベースに "97 Things Every Software Architect Should Know" という書籍も、間もなく出るようです。是非とも買わねば :-)