Oracle JDeveloper 11g 発表 (10/1 リリース予定)
長らくTechnology PreviewのままだったOracle JDeveloper 11gですが、ついに製品版のリリースが発表されました。OTNでリリースされるのは、10/1を予定しています。
- Java Developers to Benefit from New Release of Oracle JDeveloper and Oracle Application Development Framework (2008/09/22)
- OTN > Oracle JDeveloper
- AMIS Technology Blog > News from OOW 2008: JDeveloper 11g and ADF 11g go production - TopLink 11g available today (2008/09/22)
同時に、Oracle ADF 11gも製品版リリースとなるので、11gの新機能であるOracle ADF Faces Rich Client (Webアプリでリッチクライアントを実現するJSFコンポーネント) も心置きなく使えるようになりました :-)
- OTN > Oracle ADF Faces
これまでのリリースでは、JDeveloperは基本的にはOracle Application Server (OC4Jなど) と同じタイミングでリリースされ、同じバージョン番号を持っていました。
その点では、今回のOracle JDeveloper 11gは変則的です。今後注力するJava EEコンテナ Oracle WebLogic Server 10.3への対応を強化するため、Oracle Fusion Middleware 11gのリリースに先行して、Oracle JDeveloper 11gがリリースされました。
SOA開発機能 (BPEL PM、Oracle ESB、SCA)、WebCenter開発機能に関しては、Oracle Fusion Middleware 11g (Oracle SOA Suite 11g / Oracle WebCenter 11g) と同期する形で、Oracle JDeveloper 11gの次のリリースで提供予定です。
機能面では、Oracle JDeveloper 11g Technology Previewでも提供されていた、Java EE 5開発、Oracle ADF 11g、その他、Java、XML、DB (Oracle SQL Developer相当)などは、そのまま含まれます。SOA/WebCenter開発機能は入っていません。
Oracle JDeveloper 10g以前やOracle JDeveloper 11g Technology Previewでは、開発したJava EE/J2EEアプリを簡単にテスト実行/デバッグするための「埋め込みOC4J」が提供されていました。Oracle JDeveloper 11gでは、それに代わって「埋め込みWebLogic」が提供されます。
ちなみに、9/8の「Welcome BEA Developer Event」の開発ツール セッションでデモに使ったのは、今回リリースされるOracle JDeveloper 11gの社内ビルド版で、「埋め込みWebLogic」もこっそりお見せしていました :-)
- S/N Ratio > 「Welcome BEA Developer Event」無事終了 (2008/09/09)