JDeveloper / SOA Suite / WebCenter 11g Technology Preview 3
11月のOracle OpenWorldでこっそりお約束していたOracle Fusion Middleware 11gのTechnology Previewが、ついにリリースされました。
Oracle Fusion Middlewareチームを率いるThomas Kurianによれば「開発者への少し早めのクリスマス プレゼント」だそうなので、何とか間に合いました :-)
- S/N ratio > Oracle Fusion Middleware 11g プレビュー (2007/11/14)
- Oracle Fusion Middleware 11g Technology Previews
Oracle JDeveloper 11gについては、5月にリリースしたTechnology Preview、9月にリリースしたTechnology Preview 2に続く、Technology Preview 3という位置付けになります。Technology Preview 2までで提供していた、Java/XML/DB/Webサービス開発、UMLモデリング、チーム開発、埋め込みOC4J、Oracle ADFなどの機能は、Technology Preview 3でももちろん利用可能です。
- S/N Ratio > JDeveloper 11g Technology Preview 2 リリース (2007/09/28)
- S/N Ratio > Java EE 5対応 OC4J/JDeveloper/TopLink 11g プレビュー公開 (2007/05/07)
そして、Technology Preview 3では、新たにOracle SOA Suite 11g、Oracle WebCenter 11gも提供されています。Oracle JDeveloper 10gで提供されていて、Oracle JDeveloper 11g Technology Preview 2までで提供されていなかった機能に、SOA開発 (BPEL、ESB) やWebCenterアプリ開発の機能があるのですが、これらの機能がTechnology Preview 3で追加された、ということになります。
開発者の視点では、Oracle SOA Suite 11gの大きな新機能の1つは、SCA 1.0のサポートです。Oracle JDeveloper 11g Technology Preview 3では、SCA開発のためのビジュアル エディタが提供されるので、SCAコンポーネント間のワイヤリングなども簡単に行えます。
WebCenterの方は、10gでは正直まだまだ未完成な部分が多かったのですが、ADF Faces Rich ClientベースのWebCenter 11gでは、機能も大幅に強化されてきています。
