Oracle's Cameron Purdy on Coherence 3.3 and the Future of the Grid
InfoQに、Oracle Coherence 3.3の新機能と、Cameron Purdy (元 Tangosolのトップ) へのインタビューが出ています。
Oracle Coherenceは、データ アクセスのパフォーマンスとスケーラビリティを「劇的に」向上できるデータ グリッド製品なんですが、実に興味深い製品です。詳細は書けませんが、Cameronも軽く触れているように、Oracle Fusion Middlewareの多くのコンポーネントも、内部でOracle Coherenceを利用するように変更されつつあります。日本オラクルからの正式発表はまだなんですが、近いうちに…。
バックエンドにRDBMSがあるJava EE Webアプリケーションでも、DBがボトルネックになってパフォーマンスとスケーラビリティが悪化している場合や、パフォーマンスを一気に向上させたい場合には、Oracle Coherenceが適用可能。
Oracle Coherenceは、アプリケーション開発者から見るとMapに格納されたオブジェクト キャッシュに見えるので、DBアクセスの実装によってはOracle Coherenceへの移行が面倒な場合もありますが、DAOパターンを使っていれば移行は簡単。別のアプローチとして、TopLinkやHibernateなどのORMのL2キャッシュとしてOracle Coherenceを使うこともできます。
興味のある方は、まずはUser Guideを眺めてみてください。
- Tangosol
- Coherence 3.3 User Guide