OracleASがSPECjAppServer2004でトップに

J2EE 1.4のベンチマーク SPECjAppServer2004で、Oracle Application Server (OracleAS) を用いた最初のベンチマーク結果が公開されました。このベンチマーク結果は6812.79 JOPSとなっており、現時点では、SPECjAppServer2004ではトップのベンチマーク結果になっています。

ベンチマーク結果ごとにハードウェア構成が異なるので、数値がトップであることにそれほど大きな意味があるわけではありませんが、大規模構成でのOracleASの高いパフォーマンス/スケーラビリティを実証していると思います。

アプリケーション・サーバ層は、デュアル・コアのIntel Itanium 2サーバ (OSはHP-UX) を11台並べています。OC4J (J2EEコンテナ)のJavaプロセスは、1サーバあたり2つにしています。

データベース層の方は、32CPU (64コア) のItanium 2を積んだHP SuperdomeでOracle Database 10g R2を動かしています。上記のベンチマーク結果のページから、システム構成の詳細情報やパラメータ設定などの情報も取れるので、興味のある方はチェックしてみてください。