Oracle、Berkeley DBのSleepycatを買収
先週、一部プレスで報道があった通り、OracleがSleepycatを買収しました。
- Sleepycat
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- Sleepycat Software blog > The next ten years (2006/02/14)
- Oracle > Welcome Sleepycat
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- Oracle Buys Open Source Software Company Sleepycat (2006/02/14)
Sleepycatがオープンソースと商用のデュアル・ライセンスとで提供しているBerkeley DBは、組込みDBとして広く使われているDBです。DBといっても、SQLベースのRDBMSではなく、独自APIでキー/値ペアでデータを保持するDBです。
Apache、OpenLDAP、Linuxなどが内部使用しているので、見かけたことがある人も多いかもしれません。GoogleのSSOシステムでも、使っているんだとか。
- Sleepycat > Customers > Open Source
- Sleepycat > Customers > Google Case Study
Oracleは、昨年、インメモリDBのTimesTenを買収しており、既存のOracle Liteと合わせ、組込みDBとして3つの製品を持つことになります。その住み分けなどについては、次のPDFの6ページなどをご覧ください。
- Oracle and Sleepycat - Embedded Database Announcement (2006/02/14)
- S/N Ratio > Oracle、データ管理ソフト提供企業のTimesTenを買収 (2005/06/10)