オラクル純正DB開発ツール "Project Raptor" ベータ版公開

satonaoki2005-12-30


ラクル自身が開発したOracle Database向けのデータベース開発ツールである "Project Raptor" のEarly Adopter Release (ベータ版) が、オラクルの開発者向けサイトOTNで公開されました (正式版は2006年初頭を予定)。

QuestのTOADやSI Object BrowserなどのDB開発環境を使っている方や、SQL*PlusとテキストエディタOracle Databaseを扱っている方にオススメのツールです。

次のページで、Early Adopter Releaseのダウンロードと各種資料 (入門、技術資料、チュートリアル) の入手が可能です。

9月下旬のRaptor発表のときにこのblogでご紹介しましたが、やっと皆さんに実際に触っていただけるようになりました。

JDK 5.0がインストールされていないWindowsマシンなら "Project Raptor for Windows"を、JDK 5.0がインストールされているWindowsマシンやLinuxマシンなら "Project Raptor for non-Windows platforms"をダウンロードしましょう。

インストールは、適当なディレクトリに展開して、raptor.exeまたはraptorを実行するだけです。うまく行かない場合は、OTNページの"Installation Guide" を確認してみましょう。

なお、Oracle DBへの接続にはThinドライバを使っているので、同一マシンにOracleクライアントやOracleサーバのインストールは必要ありません。

基本的な機能のほとんどは、直感的に使えると思います。OTNページでは、チュートリアルとしていくつかのオンライン・デモを見られますので、こちらもどうぞ。

UI、オンライン・ヘルプ、マニュアルの日本語化はまだまだですが、日本語データの扱いについては基本的に問題ないと思います。

Raptorをより良いものにしていくためには、ユーザの皆さんのフィードバックが重要です。不具合の報告や機能拡張リクエストなどは、OTNページからリンクされているDiscussion Forumまでお願いします (英語が厳しければ、OTN Japan掲示板の「JDeveloperの部屋」などでも構いません)。