顧客対応

先週の平日昼前、とあるイベントに出席するため外出したついでに、(山手線沿線に数多く出店している) 某大手家電販売店に行きました。目的は、先週オンラインで購入済みだったノートPCに増設する1GBメモリの購入。

購入済みのノートPCに適合するのは「PC2-5300 DDR2 SDRAM」。有名メーカーのノートPCだったので、ノートPCの機種名だけ分かれば店頭ですぐ調べられるだろうと思い、メモリの種類やノートPCの製品番号 (型番) は特に覚えていきませんでした。

店に入り、すぐにメモリのコーナーを発見。で、以下がそこにいた若い男性店員とのやり取り。カッコ内は僕のココロの声です。

  • 僕:「あのー、***** (メーカー名) の ***** (機種名) 用の1GBの増設メモリが欲しいんですが…」
  • 店員:「ノートPCの型番は分かります?」
  • 僕「いや、それは覚えてないんですが」(普通、同じ機種なら、型番違っても対応するメモリの種類は一緒では???)
  • 店員:「そうですか…」
  • しばし沈黙…
  • 僕:(型番が必要なら、調べるのを手伝いましょうか、くらいの提案はないのか???)「えーと、***** (メーカー名) のカタログを見れば、型番も分かると思いますけど」
  • 店員:「カタログはありません!」
  • 僕:「えっ、このお店、ノートPCの本体も売ってるのに???」(非協力的だな…。売る気ないのか???)
    • (なお、メモリ購入後に調べたところ、同じフロア内 (しかも狭いフロア) に、ちゃんとカタログがあり、僕の購入していた機種も掲載されてました)
  • 僕:(ここで、メモリの種類「PC2-5300 DDR2 SDRAM」を何とか思い出そうとして、「5300」の部分を思い出し)「そうそう、メモリの種類が『なんとか5300』だったんだけど」
  • 店員:大手国内メーカーのメモリを取り出し「それなら、これですねー」
  • 僕:「これ、***** (メーカー名) の ***** (機種名) にちゃんと対応していますよね?」(念のため確認しておこう)
  • 店員:「いや、それは責任持てません!」
  • 僕:「え、サポートうんぬんじゃなくて、技術的に対応しているかどうかも分からないと???」
  • 店員:「はい!」
  • 僕:「**** (メモリのメーカー名) は大手だから、店頭に対応機種の一覧があったりしません?」
  • 店員:「ありません!」
  • 僕:「えーと、だったら、ネットで**** (メモリのメーカー名) のホームページ見れば、確認できるんじゃないですかね?」
  • 店員:「はぁ…」
  • しばし沈黙…
  • 僕:(やる気ゼロ???)「えーと、ネットにつながってるPCないんですか?」
  • 店員:「ないことはないですが…」
  • 僕:「そこで調べてもらえません?」
  • 店員:「はぁ…」
  • 店員:しぶしぶレジ横のPCで対応状況を検索し「一応、対応しているみたいですねー」
  • 僕:「そうですか」
  • 店員:「でも、こちらでは責任持てませんけど」
  • 僕:「もういいんで、それください…」

この店員もかなり若そうだったので、まだまだ現場で鍛えられてないのかも知れませんが、この顧客対応のレベルの低さはかなりの衝撃…。時間がなかったんで、この店で買ってしまいましたが、こんな店で買わずに競合店で買えばよかったな :-(

業種、職種は違えど、僕もクライアントと顔を合わせる機会のある仕事なので、「人のふり見て我がふり直せ」という諺を肝に銘じようと思った出来事でした。