We All Are One - Sun技術者向けWebサイトの統合とOTNリニューアル

OracleとSunが統合し、製品/サービスの統合も徐々に進みつつあります。7/27には、技術者の皆様向けのWebサイトの統合が行われました。

Sunが提供していた技術者向けWebサイトには、開発者向けの「developers.sun.com」、Java開発者向けの「java.sun.com」、システム管理者向けの「BigAdmin」がありました。これらのWebサイトのコンテンツのうち、陳腐化していない (現在でも有効な) コンテンツを、OTN (Oracle Technology Network) に移行しました。

また、Sun技術者向けWebサイトのコンテンツと、以前からOTNが提供していたデータベースやミドルウェアの製品や関連技術のコンテンツへのアクセスを簡素化するために、OTNのページ・デザインを再設計しました。OTN トップページにアクセスしていただくと分かるように、OTNのコンテンツを大きく4つのカテゴリに分類し、各カテゴリ専用のトップ・ページをご用意しました。



たとえば、Java開発者向けのトップページでは、Java開発者が良く使う重要なリンクや、Java関連の記事、ブログ・エントリ、ダウンロードなど、Javaに特化した情報が満載されています。他の3つのカテゴリも同様です。

旧サイトのトップ・ページへのアクセスは、OTNトップページ、または該当するカテゴリのトップページにリダイレクトされます。

人気が高いコンテンツや重要なコンテンツに対しては、旧サイトのURLからOTN上の新しいURLへのリダイレクトを設定しています。他のコンテンツに対しては、フォルダ・レベルのリダイレクトを設定し、「404 Not Found」ができる限り発生しないようにします。

たとえば、java.sun.comの中にあったJava EEのトップ・ページ (http://java.sun.com/javaee) にアクセスすると、OTNのJavaカテゴリの下にある、新しいJava EEのトップ・ページにリダイレクトされます。
Webサイト統合直後ということもあって、こなれていない点、細かい問題点、使い勝手の悪さなどがあるかと思います。継続的に改善していく予定ですので、フィードバックがあれば、掲示板などでお知らせください。

日本語サイト OTN Japanの今後の予定については、また改めて……

関連ブログ・エントリは、こちらから。

「Oracle Sun Technology Updates」8/19開催

8/19に、JavaSolarisに興味のある技術者の皆様向けのイベント「Oracle Sun Technology Updates」を開催します。

エンタープライズJava、デスクトップ/組み込みJavaSolarisの3トラック構成。締めは、特別企画のトークライブ「2020年に向けて - ITエンジニアはどうやって生き残るか?」。

ラクルとサンが一つになり、両社のDeveloper Communityも融合、新たなOracle Technology Network(OTN)がスタートします。

本イベントは新生OTNメンバーの皆様へJavaおよびSolarisの最新動向をお届けするとともに、オラクルが今後、OTNメンバーの 皆様へどのような情報提供を行っていくかをご説明させていただきます。

あわせて、技術者向けWebサイトOracle Technology Networkを中心として提供するオンライン・オフラインでの支援プログラムや、オラクルの教育部門であるOracle Universityが提供するトレーニングや認定資格制度についてもご紹介します。

オラクル製品マニュアル検索

OTN Japanで公開されているオラクル製品のマニュアルに対する製品/バージョン別の全文検索を作ってみました。とりあえず、Oracle Database、Oracle Fusion Middleware (Oracle WebLogic Serverなど) を対象にしています。

定員倍増!「緊急開催! JRockit開発者が語る Oracle JRockit JVM 技術セミナー」(7/22)

7/22開催の「緊急開催! JRockit開発者が語る Oracle JRockit JVM 技術セミナー」、50名の定員が埋まりつつあるので、急遽定員を100名に倍増しました。

引き続き、ご参加をお待ちしております。

Oracle Coherence 3.6 リリース

Oracle Coherenceの最新リリース Oracle Coherence 3.6が発表されました。OTNでは、ソフトウェア・ダウンロード、マニュアルの公開も始まっています。

Oracle Coherence 3.6では、ACIDトランザクションをサポートする新しいトランザクションフレームワークSQLライクなクエリ言語 CohQLなどの新機能があります。詳しくは、次のリソースから。

1.1 New and Improved Coherence Data Grid Functionality

The following new functionality has been added to the Coherence 3.6 release.

  • Introduced a new MVCC-based Transaction Framework that provides ACID transaction guarantees across partitions and caches even in the event of failure, and supports the use of NamedCache operations, queries, aggregation, and entry processors within the context of a transaction. The three components that are included are a cache configuration element, a Connection-Based API and a fully XA-Compliant Resource Adapter.
  • Introduced the Coherence Query Language (CohQL) which provides a light-weight SQL-like syntax that can be used to perform cache operations on a Coherence cluster. The language can be used both programmatically and from a new command-line tool.
  • Introduced Quorum support which provides a mechanism that allows customers to configure how Coherence should behave at various service and/or cluster sizes.
  • Introduced the Coherence ASP.NET Session Management module which allows you to manage ASP.NET session state in a Coherence cluster in the same way Coherence*Web provides session management in JEE containers.
  • Introduced user-defined indexes, which can be used to control what entries are added to an index. User-defined indexes are typically used to reduce the memory and processing overhead required to maintain an index.
  • Introduced a new BinaryEntryStore interface, which is similar to the CacheStore, but operates on BinaryEntry objects. The interface allows implementations to use optimistic concurrency for database updates (using the OriginalValue accessor) and interoperate with the backing map by modifying the entry's value.
  • Added fast machine-level death detection (IPMonitor).
  • Added deterministic process-level death detection to TcpRing.
  • Added the BroadPartitioningStrategy implementation, for use with key association, that "spreads" the partition assignment for a given group based on a "span" value.

JavaOne 2010 早期割引、間もなく締切。ブロガー向け無償パスあり

今年の9/19-23、オラクルの年次カンファレンス「Oracle OpenWorld」が開催されます。

OpenWorldはビジネス系のセッションが中心ですが、併催イベントであるJavaOne、Oracle Developは、技術者の方にオススメです。

JavaOneは、Sunが昨年まで毎年春に開催していたJavaテクノロジーの年次カンファレンスでしたが、今年からはOracle OpenWorldの併催イベントとなりました。引き続き、オラクル製品に関係なく、Javaに関係するものなら何でもカバーするカンファレンスです。

Oracle Developは、オラクル製品に関連するテクノロジー・カンファレンスで、Oracle Database開発、Oracle WebLogic/アプリケーション・グリッド、ADF/JDeveloperSOASolaris/Linuxなどのトラックがあります。

カンファレンスの登録には、いくつかのパッケージがありますが、技術者の方なら「JavaOne and Oracle Develop」のパスがオススメです。JavaOne/Oracle Developのセッション、BOF、ハンズオン、JavaOne/Oracle Develop/OpenWorldの基調講演、夜のイベントへのアクセス、食事 (朝食/昼食) などが含まれています。

「JavaOne and Oracle Develop」のパスは、7/16までならEarly Bird (早期割引) で $1,595 です。7/17以降は $200 上がって $1,795 となります。

また、ブロガー向けの無償パスもあります。これは、JavaOracle/Sun関連製品/テクノロジーに関するブログを継続的に書いているブロガーの方に、「無償」で「JavaOne and Oracle Develop」のパスを差し上げるというプログラムです。

我こそは、という方がいましたら、是非登録をお願いします。私までご一報いただければ、可能な限り社内後方支援は行えますので。

緊急開催! JRockit開発者が語る Oracle JRockit JVM 技術セミナー (7/22)

JVMに興味にある技術者向けのセミナーを企画しました。申込みはATNDで。

Oracle JRockit JVMは、x86、x64、SPARCに最適化された、信頼性、管理性、パフォーマンスの高いJava仮想マシン (JVM) です。

JRockitの起源は、1998年に創立された Appeal Virtual Machines社のJVM実装でした。今回、Appeal Virtual Machines社の創立者の1人であり、現在はJRokcitの開発チームのマネージャを務め、最近発売された書籍「Oracle JRockit: The Definitive Guide」の著者でもある、Marcus Hirtがスウェーデンから来日します。

そこで、JVMの実装に興味のある技術者の皆様向けに、 Oracle JRockit JVMの技術セミナーを緊急開催します。JVMアーキテクチャ、ガベージ・コレクション (GC) のメカニズムなどに興味のある方は、是非ご参加ください。

セミナーでは、逐次通訳を予定しています。

聴いてみたいトピックに関するリクエストがあれば、コメントでお知らせください。

関連リンク:

近々、オラクル青山センターで開催されるJava関連勉強会は、他にもあります。こちらも合わせてどうぞ!